初めての大腸内視鏡検査②ポリープを2つ取ってもらうw

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今日は初めての大腸内視鏡検査。少し前に下血したため、念のために自らドクターに検査を申し出たのだ。

大腸内視鏡検査の前処置として、まずは前日に作っておいたクエン酸マグネシウムを溶かした水1.8リットルを飲み干すことから始まる。

朝7時。

水に溶けたクエン酸マグネシウムは見た目も味もスポーツドリンクそのものなのだが、微妙に病院っぽい味がする。病院っぽい味の説明がうまくできていないがとにかくそうなのだ。いくら冷やしておいてもスポーツドリンクの味とは少し違う。その微妙な違いがあるからか、これがなかなか飲みにくいw

不味い飲み物を大量に飲む苦痛を、苦痛といえるぼくは、わがままなんだろうか?わがままなんだろう。様々な病気で苦しむ人がもっと大変な治療をしているのだと考えるとぼくは全然マシで、検査のために少し不味い飲み物を飲むくらいなら今回は甘んじて受け入れようw。ぼくは幸せ者だと自分に言いきかせて偽物スポーツドリンクを飲み進める。

やはり不味い(-_-;)

用法どおりに半分飲んだ1時間経ったところで、お腹がグルグルと痛くなり便通が始まる。

11時。

6回目の排便。5~8回の排便があるとの注釈どおりの回数。

このころにはほぼ水のような便。回数をこなす度に、だんだんと痛みはなくなった。

ぼくのかかりつけの病院は、前処置にクエン酸マグネシウムを飲むだけで良かったが、病院によっては専用の食事を何日か前から食べなきゃならないところもあるようだ。きっと不味いんだろうな…..それはそれで嫌だなとぼくは思う。

検査は12時半から。患者着に着替えてパンツもお尻に穴の空いた紙パンツに履き替える。

初老男性のお医者さんによるカメラ挿入w

全然、痛くない。噂どおりの名医だな。神の手ゴッドハンドじゃん!

数年前に若い女医さんに胃カメラをしてもらったときの苦しさを思い出す。あれとは天と地ほどの差がある。もちろん部位が違うからというのもあるだろうけど。

炭酸ガスを注入しながら、カメラを腸内の奥へ奥へと進めるゴッドハンド。途中、体の向きを横から上に変えるとき少しお腹の張りを感じて「うっ」と声が漏れた。

「弱いなあ」とゴッドハンドが言う。だって初めてなんですもん。

大腸の最深部に3m大のポリープが2つあるようだ。ぼくも頭の上にあるモニターで見ることができた。1年後に再検査するか、鉗子でつまんで切り取るかの二択の選択を迫られたので、ぼくはすぐに切り取ってもらう方を選んだ。一年後にまた同じ検査をするのは嫌だもんね。

ポリープがつまみ取られるところをモニターで見ることができた。プチプチと2つ取られた。そして腸内の要所要所を撮影しながらカメラが肛門まで戻り始める。これが自分の体の中で起きているなんてテクノロジーの偉大さに感動する。もちろん全然痛くない。

カメラが出口(肛門)付近まできたとき、ゴッドハンドが言う。

「けっこうな痔だね。」

薄々そうじゃないかと思っていた下血の原因はやはり結局、かーい!自覚症状はなかったのになあ。

15分ほどの腸内探検が終了した。

その後ウォシュレットでお尻を洗いに立とうとした際、体がすごく重く感じられた。すぐに回復したのだけど体の中に異物が入ったことで、普段使わない筋肉や神経やらを過度に刺激したために、体力を余計に消耗したのだろう。

私服に着替え終わったあと、ナースに2つの小瓶を見せられる。

小瓶にはぼくの体内から回収されたポリープが入っていて生検で組織を調べるようだ。おそらく特に悪性のものではないだろう。

以上がぼくの初めての大腸内視鏡検査の全容となる。1時間で1万円弱の自己負担だったが健康面での安心を得るためにも、または話のネタとなる経験の一つとしてもこの検査をやって良かったとぼくは素直に思っている。

まだ大腸内視鏡を経験していない中高年のみなさんにはぜひおすすめしたい。いくら食事や運動をして健康に気をつかっていても、体の中はどうなっているか分かりませんからね。

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